GIZMON Wtulens Lレビュー|最強レベルに薄い。薄いのだが……!【作例あり・Utulensと画角の比較】

この記事ではGIZMONのWtulens Lを紹介します。

前回紹介したUtulensと一緒に買っていました。せっかくUtulensを買うならWtulensも買って比較したいよなぁと思っていまして。

Wtulens Lについて

Utulensの焦点距離が32mmに対してWtulensは17mm。

Utulensより広く(wide)映るからWtulens、なんだと思います(どこかに書いてるのかもだけど見つからなかった)。

Utulens同様に使用済みの「写ルンです」のレンズを再利用して作られています。

Wtulensには2種類あり、僕が買ったのは従来型を薄くした「Wtulens L」です。重量は脅威の20g(マウントにより若干の差があるとのことです)。「着けていることを感じさせない」という謳い文句に偽りなしです。まさしくレンズが付いたボディキャップと言った感じです。

内容物は、

  • レンズユニット
  • マウントアダプター
  • ポーチ
  • 取扱説明書

となっています。Utulensにあったスキンシールはなし。

Utulens同様にマウントアダプターとレンズユニットが分かれており、ネジを回して取り付け、ピント調節を行います。

マウントは金属ですが、レンズユニットはプラスチックでできています。

X-T4に付けたときの外観は下の画像のような感じ。上から見ると薄さがよくわかりますね。

【注意】めっちゃ外しづらいw

これは買ってから気づいた。

Utulens同様に固い上にレンズが極薄なせいですごく回しづらく取り外しに難儀します。

特に1回目はヤバかったです。全然回らなくて本気で焦りましたw

格闘の末なんとか外すことはできましたが、正直再度付けるのは勇気がいる気がしました。

レンズは薄けりゃいいってものでもないのかもしれないですね(笑)。

何枚か撮ってみた

今回の撮影場所は札幌市厚別区の新さっぽろアークシティ サンピアザ周辺です。

ボディはX-T4、jpg撮って出しになります。前回紹介したUtulensと画角の比較をしてみます。

まずはUtulens

次に今回紹介のWtulens L

画角の違いはこんな感じです。Wtulensの方が周辺減光が目立っていますが、そのほうがレトロっぽいのか?……どうなんだろう。

1/500 F16 ISO2500

撮れる絵はキリッとしたものではなく若干ボケが入ったような仕上がりになります。個人的にはこういうのもアリだなとは思う。

1/500 F16 ISO2500
1/500 F16 ISO2500

たまにゴーストが入る。

1/500 F16 ISO500

体感的にはUtulensよりも端が暗くなっている感じがします。

1/250 F16 ISO800
1/30 F16 ISO400
1/30 F16 ISO3200

この記事を投稿した頃にはオープンしているコジマ。近所に家電量販店がなかったので地味に楽しみにしていました(笑)。

1/250 F16 ISO6400 スタンダード
1/250 F16 ISO6400 クラシックネガ

フィルムシミュレーションのクラシックネガで撮ってみました。上がスタンダードで下がクラシックネガ。レトロっぽい仕上がりになるWtulens Lはクラシックネガと相性がいいと思います。

1/250 F16 ISO6400 クラシックネガ

おわりに

ということでWtulens Lの紹介でした。

単純にUtulensの広角バージョンかなと思っていたんですが、撮れた絵を見るとWtulensのほうがよりオールド感がある印象を受けました。

軽くてスナップ撮影に向いていて雰囲気のある写真が撮れるいいレンズですが、取り外しし辛いのが欠点でした。

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